さび転換剤『ラストスイッチ』
こんにちは!ムシバです。
今日は、真摯に「サビを何とかしたい!」とお考えの方にご紹介する商品。
黒さび転換剤『ラストスイッチ』です。
滑雪塗料『雪王』を、車の下回りに塗装するために作られた商品です。
『ラストスイッチ』はサビ止め塗料?と思われるかもしれませんが、サビ止め塗料ではありません。
一般的にサビ止め塗料というのは、サビの発生を防ぐ塗料です。
サビ止め塗料は、既に発生しているサビの上に塗っても、これ以上サビの進行を止めるものではないのです。(確かに塗装することで若干サビの進み具合は遅くなりますが…。)
そこにサビが少しでも残っていれば、またサビは拡がっていくのです。
要するに、塗装する前に完全にサビを除去しなければ、どんなに素晴らしいサビ止め塗料を塗っても期待したほどの効果は得られないのです。
「うちは、ピカピカになるまで削っているので必要ない!」とおっしゃる方がいらっしゃいます。確かに見た目は綺麗ですが、完全にサビを除去しているとはわかりませんし、空気中の酸素や水分で酸化(サビの発生)はすでに始まっています。
そこで少しでも塗装前の赤サビを減らすために有効なのがサビ転換剤です。
赤サビを安定した黒サビのような状態にするために、サビ止め塗料を塗る前にサビ転換剤を塗るのです。
『雪王』も、防錆力はありますが他のサビ止め塗料と同様に残ったサビを無くすることはできない無いので、サビ転換剤『ラストスイッチ』が必要なのです。
サビ転換剤『ラストスイッチ』は、水性のサビ転換剤です。
サビの層に浸透しやすい物にしてあります。
転換後は、ほとんどの塗料を上に塗装することが出来ます。
(ジンクリッチペイントなどの塗料とは一緒に使用できません。)
パテ処理を行うこともできます。(完全乾燥後に足付けが必要です)
『ラストスイッチ』塗布後次工程である塗装が出来るまでの時間は
常温で約6時間後になります。(パテ処理の場合は完全乾燥後になります。)
ここで、「えっ!?」と、思われた方がいらっしゃると思います。
「塗装が出来るようになるまで6時間もかかるの?。そんなに時間がかかるのなら使えない。」と思った方もいらっしゃると思います。
ここでひとつ考えてみてください。
乾燥が早ければいいというものではありません。
サビ層の一番最下部まで薬液が到達して、しっかり黒サビに転換されなければ本来の目的を達成したことにはなりません。
いくら行程短縮の為に乾燥時間などを早めても、サビ層の最下部に到達しなかったり、黒サビの転換が途中で止まったりしては作業した意味がなくなります。
なので『ラストスイッチ』には、浸透時間+転換時間と乾燥時間の合計6時間が必要なのです。
効果を最大限にするためにサビを削れるだけ削ってください。
サビ層を薄くすればするほど効果は上がります。
塗装の仕方は、浸透を良くする意味で刷毛塗推奨です。
スプレー塗装も出来ますが、サビ以外のところに塗っても「もったいない!」だけですし、刷毛よりも浸透が悪くなります。
他にも使用に関してご留意事項がありますが、次の機会にお話しいたします。
それでは、今回はこの辺で。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
ムシバ 拝
P.S.
ここでは、様々な都合でお話しできない『ラストスイッチ』の実績があります。
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